良薬(読み)リョウヤク

デジタル大辞泉 「良薬」の意味・読み・例文・類語

りょう‐やく〔リヤウ‐〕【良薬】

よく効く薬。良剤
[類語]特効薬妙薬秘薬

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「良薬」の意味・読み・例文・類語

りょう‐やく リャウ‥【良薬】

〘名〙 よい薬。すぐれた効能のある薬。妙薬。ろうやく。
菅家文草(900頃)三「分良薬倉主簿
歌舞伎お染久松色読販(1813)中幕「慥に毒気に当りし様子家伝の良薬用ひし上」 〔史記‐灌夫伝〕

ろう‐やく ラウ‥【良薬】

〘名〙 よく効く薬。りょうやく。
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)六「このよき良薬(ラウヤク)(〈注〉ヨキクスリ)を、いまここにとどめおく。なんぢ、とりて服すべし」

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普及版 字通 「良薬」の読み・字形・画数・意味

【良薬】りよう(りやう)やく

よく効く薬。〔後漢書、袁伝〕良は口に(にが)きも、に利(よ)し。忠言は耳にらふも、行になり。

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