船形連峰県立自然公園(読み)ふながたれんぽうけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「船形連峰県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

船形連峰県立自然公園
ふながたれんぽうけんりつしぜんこうえん

宮城県中西部,山形県境の船形山 (1500m) 東麓を占める自然公園面積 394.38km2。 1962年指定。仙台市と大和色麻小野田の3町にまたがる。船形連峰奥羽山脈を構成する連峰で,北の栗駒火山,南の蔵王火山にはさまれた火山群一帯を占め,白髪山 (1284m) ,三峰山 (1418m) ,後白髪山 (1423m) などから成る。北方系と南方系植物の交差点。ミズバショウシャクナゲなどの高山植物が多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android