小野田(読み)おのだ

精選版 日本国語大辞典 「小野田」の意味・読み・例文・類語

おのだ をのだ【小野田】

山口県南西部地名。旧市名。セメント化学工業が盛ん。昭和一五年(一九四〇市制。平成一七年(二〇〇五)厚狭郡山陽町と合併して山陽小野田市となる。

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デジタル大辞泉 「小野田」の意味・読み・例文・類語

おのだ〔をのだ〕【小野田】

山口県南西部にあった市。古代は陶業の中心であった。明治中期以来、セメント・化学工業が盛ん。平成17年(2005)3月に山陽町と合併して山陽小野田市となった。→山陽小野田

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小野田」の意味・わかりやすい解説

小野田
おのだ

宮城県中西部,船形山 (1500m) 北麓に広がる地域。旧町名。西部は山形県に接する。 1943年町制。 2003年中新田町,宮崎町と合併し加美町となった。大部分鳴瀬川の支流域を占める山地で,東部水田がみられる。山麓の薬莱 (やくらい) 山 (553m) 周辺は国営開墾地として造成された牧草地で,酪農が行なわれる。北西端にある魚取沼 (ゆとりぬま) はテツギョ (鉄魚) の生息地で天然記念物に指定仙台藩重臣奥山家家老の松本家住宅が重要文化財として残る。鳴瀬川の谷筋を通る中羽前街道 (国道 347号線) は,鍋越峠で尾花沢市 (山形県) へいたる。

小野田
おのだ

山口県南西部,山陽小野田市南部の旧市域。周防灘に臨む。 1940年小野田町と高千帆町が合体して市制。 2005年山陽町と合体して山陽小野田市となった。長州藩の時代から採炭が行なわれ,石炭船の往来で繁栄した。工業都市としての歴史も古く,1881年に日本最初の民間セメント工場が建設された。硫酸化学肥料,薬品などの製造も盛ん。伝統の耐酸瓶,土管粘土瓦の小工場も多く,瀬戸内海の陶業の中心地。

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改訂新版 世界大百科事典 「小野田」の意味・わかりやすい解説

小野田(山口) (おのだ)

小野田(宮城) (おのだ)

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事典・日本の観光資源 「小野田」の解説

小野田

(熊本県阿蘇市)
美しい日本のむら景観100選」指定の観光名所。

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