臀呫(読み)トナメ

デジタル大辞泉 「臀呫」の意味・読み・例文・類語

と‐なめ【××呫】

トンボ雌雄が交尾して、互いに尾をくわえ合い、輪になって飛ぶこと。
蜻蛉あきつの―の如くにあるかな」〈神武紀〉

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精選版 日本国語大辞典 「臀呫」の意味・読み・例文・類語

と‐なめ【臀呫】

〘名〙 交尾した蜻蛉(とんぼ)の雌雄が互いに尾をふくみあって輪の形となって飛ぶこと。
書紀(720)神武三一年四月(熱田本訓)「内木綿(うついふ)の真迮(まさ)き国と雖も蜻蛉(あきつ)の臀呫(トナメ)の如くあるか」

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