胴塚(読み)どうづか

精選版 日本国語大辞典 「胴塚」の意味・読み・例文・類語

どう‐づか【胴塚】

〘名〙 むかし合戦のとき、敵の胴を埋めたという伝説をもつ塚。また、その伝説。

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日本歴史地名大系 「胴塚」の解説

胴塚
どどづか

[現在地名]泉崎村関和久

関和久せきわぐ北東に高さ七間・周囲一二〇間余の塚があり、康平五年(一〇六二)前九年の役に際して源義家が安倍貞任の軍を打破り、その屍体を埋めた塚と伝える。江戸時代に塚の上に愛染明王石像を勧請して鬼門仏といい、地名愛敬あいきよう山と改めたという(白河風土記)

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