白河風土記(読み)しらかわふどき

日本歴史地名大系 「白河風土記」の解説

白河風土記
しらかわふどき

一四巻 広瀬典著

成立 文化二年

写本 国会図書館九巻四冊・一四巻一九冊、内閣文庫稿本三三巻三六冊

解説 白河藩主松平定信の命により藩儒広瀬典がまとめた白河藩領内の地誌白河城下および旧白河郡・岩瀬郡石川郡の各村についてその沿革地理を詳述した。ちなみに巻一―二は白河城下と郭内郭外、巻三―八・巻一一―一三は旧白川郡内、巻九―一〇・巻一二は岩瀬郡、巻一四は石川郡の各村について記されている。

活字本 福島県史料集成四、白河郷土叢書下(歴史図書社)、「白河風土記」(大正元年白河堀川古楓堂)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報