背に腹はかえられぬ(せにはらはかえられぬ)とは？意味や使い方

精選版日本国語大辞典「背に腹はかえられぬ」の意味・読み・例文・類語

同じ身体の一部でも背と腹をとりかえることはできない。大切なことのためには、他を顧みる余裕がないことのたとえ。大きな苦痛を避けるためには、小さな苦痛はやむをえない。背中に腹はかえられぬ。背より腹。

※虎寛本狂言・花子（室町末‐近世初）「座禅の躰を致さぬにおいてはお手打ちに被成うとの御事で御座るに依て、背に腹は替へられず、座禅の躰を致しまして」

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