肖奈行文(読み)しょうなの ゆきふみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「肖奈行文」の解説

肖奈行文 しょうなの-ゆきふみ

?-? 奈良時代官吏
高倉福信(たかくらの-ふくしん)の伯父。幼少より学をこのみ明経第二博士となり,養老5年(721)学業優秀として賞された。神亀(じんき)4年従五位下。「万葉集」に1首とられている。また「懐風藻」に従五位下大学助,年62とあり,五言詩2首がのる。武蔵(むさし)高麗郡(埼玉県)出身。姓は消奈ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android