デジタル大辞泉
「聖道」の意味・読み・例文・類語
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しょう‐どう シャウダウ【聖道】
〘名〙 仏語。
① 仏のさとり。
※
霊異記(810‐824)下「僧の過を説く時は、多くの人の信を
破壊(はゑ)し、彼の
煩悩を生じ、聖道を障
(さ)へむ」
※日蓮遺文‐立正安国論(1260)「道綽禅師立二聖道・浄土二門一而捨二聖道一正帰二浄土一之文」
※
歎異抄(13C後)四「
慈悲に聖道・浄土のかはりめあり」
③ 法相・三論・天台・真言宗など、
自力でこの世で悟りを得ようとする
宗派の僧。
※
太平記(14C後)二四「然らば禅僧、聖
(シャウ)道と召合せ宗論候へかしとこそ
存候へ」
せい‐どう ‥ダウ【聖道】
※
家伝(760頃)下「今学者散亡、儒風不
レ扇、此非
レ所
下以抑
二揚聖道
一、翼
中賛王化
上也」 〔漢書‐武五子伝・戻太子〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「聖道」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報