老驥櫪に伏すとも志千里に在り(読み)ろうきれきにふすともこころざしせんりにあり

精選版 日本国語大辞典 の解説

ろうき【老驥】=櫪(れき)に伏(ふ)すとも志(こころざし)千里(せんり)に在(あ)り[=千里(せんり)の志(こころざし)

(「曹操‐碣石篇」の「老驥伏櫪、志在千里、烈士暮年、壮心未已」による語) 駿馬は老いて厩(うまや)につながれても、なお千里を走ることを思うこと。英雄俊傑の老いてもなお志を高くもって英気の衰えないさまのたとえ。老驥千里を思う。
仮名草子可笑記(1642)四「実に老驥櫪に伏して心ざし千里といへり、いはんやわかきこの身をや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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