精選版 日本国語大辞典 「置添」の意味・読み・例文・類語
おき‐そ・える ‥そへる【置添】
〘他ア下一(ハ下一)〙 おきそ・ふ 〘他ハ下二〙 ある上にさらに置き加える。
※後撰(951‐953頃)秋中・二七七「さみだれにぬれにし袖にいとどしく露おきそふる秋のわびしさ〈源周子〉」
おき‐そわ・る ‥そはる【置添】
〘自ラ四〙 置いてあるものの上にさらに置き加わる。置き添う。
※古今(905‐914)恋一・五四五「夕さればいとどひがたき我が袖に秋の露さへをきそはりつつ〈よみ人しらず〉」
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