精選版 日本国語大辞典 「縫包」の意味・読み・例文・類語
ぬい‐ぐるみ ぬひ‥【縫包】
〘名〙
※アパアトの女たちと僕と(1928)〈龍胆寺雄〉一「耳を立ててチョコンと坐った縫ひぐるみの狆などを眺めて居た」
③ 歌舞伎の立ち回りなどで用いる棒。藁(わら)などを芯(しん)にして、外側を布で包み、棒のように見せる。
※洒落本・見通三世相(1796か)序「縫(ヌヒ)ぐるみの棒をもって〈略〉擲則(うつときんば)」
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