練帽子(読み)ねりぼうし

精選版 日本国語大辞典 「練帽子」の意味・読み・例文・類語

ねり‐ぼうし【練帽子】

〘名〙 近世女子かぶりもの一種。白の練絹で作る。元文一七三六‐四一)の頃、年若い婦女が紅裏をつけて用いたという。ねりの帽子
随筆飛鳥川(1810)「昔の女中かぶり物のなきはなし。綿帽子ねり帽子など用ゆ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android