緘口(読み)カンコウ

デジタル大辞泉 「緘口」の意味・読み・例文・類語

かん‐こう【×緘口】

[名](スル)口を閉じて何も言わないこと。緘黙

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「緘口」の意味・読み・例文・類語

かん‐こう【緘口】

〘名〙 口を閉じてものを言わないこと。緘黙(かんもく)
殉死(1967)〈司馬遼太郎要塞「ロシア軍は旅順については厳重に緘口してきており」 〔耶律楚材‐和張敏之詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「緘口」の読み・字形・画数・意味

【緘口】かんこう

口をつぐむ。〔孔子家語、観周〕孔子に太后稷のに入る。堂の右階の金人り、其の口を三緘す。而して其の背に銘して曰く、古の言を愼める人なり~と。

字通「緘」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報