緒方拙斎(読み)おがた せっさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「緒方拙斎」の解説

緒方拙斎 おがた-せっさい

1834-1911 幕末-明治時代の医師
天保(てんぽう)5年2月16日生まれ。漢学広瀬淡窓に,蘭学青木周弼(しゅうすけ),緒方洪庵にまなぶ。のち洪庵の養子となり適々斎塾をつぐ。緒方惟準(これよし)らと明治20年緒方病院,22年大阪慈恵病院を設立した。明治44年12月15日死去。78歳。豊前(ぶぜん)小倉(福岡県)出身本姓は西。名は羽。字(あざな)は子義。別号に南湫,孤松軒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android