絵外居・絵行器(読み)えほかい

精選版 日本国語大辞典 「絵外居・絵行器」の意味・読み・例文・類語

え‐ほかい ヱほかゐ【絵外居・絵行器】

〘名〙 (「えぼかい」とも。「ほかい」は、もと食物を盛って運ぶ器) 近世、京坂地方で、八月一日(八朔)に、餠、木の実を盛り、数珠玉(ずずだま)に作りつけた雀の作り物などを飾って、ふだん世話になっている主人知人に送った器。《季・秋》 〔俳諧・増山の井(1663)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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