統領(読み)トウリョウ

デジタル大辞泉 「統領」の意味・読み・例文・類語

とう‐りょう〔‐リヤウ〕【統領】

[名](スル)集団をまとめおさめること。また、その人。
洞門開鑿を、―して居ると云えば」〈菊池寛恩讐の彼方に

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「統領」の意味・読み・例文・類語

とう‐りょう ‥リャウ【統領】

〘名〙
① (━する) ある集団をまとめて、おさめること。また、その人。おさ。棟梁頭領
令義解(718)軍防「統領之人。依法科罪」
神皇正統記(1339‐43)上「金輪王出て四天下を統(トウ)領す」 〔蜀志‐杜徴伝〕
② 天長三年(八二六)、大宰府に置き、選士を統帥させた職。職田(しきでん)を与えられ、徭丁(ようてい)を賜わり、四交替で勤務し、その時は日に粮二升を与えられた。
三代格‐一八・天長三年(826)一一月三日「隊伍之整、必資領帥、今商量依件置之、号曰統領

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「統領」の読み・字形・画数・意味

【統領】とうりよう

全体を指揮する人。

字通「統」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「統領」の意味・わかりやすい解説

統領
とうりょう

コンスル

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

旺文社世界史事典 三訂版 「統領」の解説

統領
とうりょう

コンスル

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android