精選版 日本国語大辞典 「紳に書す」の意味・読み・例文・類語 しん【紳】 に 書(しょ)す 高貴な人が、備忘のために、紳の末端に書きつけておく。転じて、忘れないでよく覚えておき、いつも手本として参考にする。※性霊集‐二(835頃)大唐神都青龍寺故三朝国師碑「龍子雖レ少、能解レ下レ雨、斯言不レ虚、左右書レ紳、入瓶小師、于今見矣」※渋江抽斎(1916)〈森鴎外〉二八「絜矩の道を紳(シン)に書してゐた抽斎をさへ」 〔論語‐衛霊公〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報