参考(読み)さんこう

精選版 日本国語大辞典 「参考」の意味・読み・例文・類語

さん‐こう ‥カウ【参考】

〘名〙 いろいろ他のものとひきくらべて自分の考えを決める手がかりにすること。また、その手がかり。
俳諧去来抄(1702‐04)修業面影の事支考も書き置かれたり。参考せらるべし」
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二「参考の為め一寸聞いて置きたいが」 〔後漢書‐班超伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「参考」の意味・読み・例文・類語

さん‐こう〔‐カウ〕【参考】

[名](スル)何かをしようとするときに、他人意見や他の事例資料などを引き合わせてみて、自分の考えを決める手がかりにすること。また、そのための材料。「研究の上で参考になる」「内外判例参考する」
[類語]参照参看参酌さんしゃく照会リファレンス

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「参考」の読み・字形・画数・意味

【参考】さんこう

合わせ考える。

字通「参」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android