デジタル大辞泉
「紫泥」の意味・読み・例文・類語
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し‐でい【紫泥】
〘名〙
① 中国江蘇省の
宜興窯などで製する陶器。
黒みのある
赤色や
暗紫色をした無釉のもの。宜興窯では天青泥といわれる土を原料とするという。
※ごりがん(1920)〈上司小剣〉六「
老僧はまだ朱
、紫
(シデイ)、烏
(うでい)といろいろの
急須を有ってゐて」
③ (②より転じて) 天子からくだされた詔書。
※
本朝麗藻(1010か)下・減諸国今年調庸及租税〈源憲房〉「紫泥文出仁風動、黄紙詔伝恵露濡」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「紫泥」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報