純白・醇白(読み)じゅんぱく

精選版 日本国語大辞典 「純白・醇白」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐ぱく【純白・醇白】

〘名〙 (形動)
① まっしろ。まじりけのない白色。また、そのさま。
武蔵野(1898)〈国木田独歩〉六「白銀の色とも雪の色とも譬へ難き純白な透明な、それで何となく穏かな淡々しい色」
② まじりけがなく清いこと。けがれのないこと。また、そのさま。
※中華若木詩抄(1520頃)下「人は純白が肝要なるぞ」
即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉画廊芸術はその枝その葉の末までも、清浄醇白なるべきものにて」 〔荘子天地

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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