粟代村(読み)あわしろむら

日本歴史地名大系 「粟代村」の解説

粟代村
あわしろむら

[現在地名]東栄町振草ふりくさ

標高七五九・八メートルの古戸ふつと山の西南大千瀬おおちせ川上流に位置する。慶長八年(一六〇三)の東三河三方領之内粟代村御指出之事(北設楽郡史)によると、一一貫四〇〇文の地で、うち公田八貫三〇〇文・散田三貫一〇〇文。石高は二五〇石余とあるので、一貫当り二一石余である。延宝六年(一六七八)の三川国設楽郡粟代村之内下村検地帳(丸山正雄氏蔵)表題が示すように、当村から下村が分郷している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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