籠手袖・小手袖(読み)こてそで

精選版 日本国語大辞典 「籠手袖・小手袖」の意味・読み・例文・類語

こて‐そで【籠手袖・小手袖】

〘名〙
当世具足の袖の一種籠手の、肘(ひじ)から上の部分に取りつけた袖。〔日葡辞書(1603‐04)〕
武具籠手袋のように袖口を細く先すぼみに仕立てた袖。
談義本・遊婦多数寄(1771)三「猿若勘三が小手袖の衣にてかるわざがあたった評判

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