箱根路・筥根路(読み)はこねじ

精選版 日本国語大辞典 「箱根路・筥根路」の意味・読み・例文・類語

はこね‐じ ‥ぢ【箱根路・筥根路】

箱根峠を通り、小田原から三島に至る道。北方足柄峠を通る足柄路に対して呼ばれる。平安初期から東海道本道となり、のち間道となったが、江戸時代に再び本道となり、元和四年(一六一八)芦ノ湖畔に箱根宿が設けられ、翌年箱根関所が置かれた。箱根八里
金槐集(1213)雑「はこねちをわれ越えくれば伊豆の海や沖の小島に波のよるみゆ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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