筋違門(読み)すじかいもん

精選版 日本国語大辞典 「筋違門」の意味・読み・例文・類語

すじかい‐もん すぢかひ‥【筋違門】

江戸城外郭の門の一つ。寛永一三年(一六三六)創築。昌平橋和泉橋との間、東京都千代田区神田須田町一丁目北部にあった。往来がはげしかったので、昼夜開門して、非常の時だけ閉めた。筋違橋門。筋違御門。神田見附。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「筋違門」の意味・読み・例文・類語

すじかい‐もん〔すぢかひ‐〕【筋違門】

江戸城外郭門の一。現在の千代田区神田須田町1丁目にあった、内神田から外神田に出る関門交通量が多く、昼夜ともに開門していた。筋違橋門。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android