竹沢連村(読み)たけざわれむら

日本歴史地名大系 「竹沢連村」の解説

竹沢連村
たけざわれむら

[現在地名]額田町井沢いざわ

村域を東から西に流れるおと川沿いの深い谷間に耕地が開け、集落は乙川右岸の山麓斜面に立地。乙川沿いに作手中つくでなか道が貫く。東は笠井かさい村、西は名之内なのうち村・柳田やないだ村、南は寺野てらの村、北は下毛呂しもけろ村と各々山で接する。

中世、日近ひちか中山なかやま郷に属したという。参州本間氏覚書(朝野旧聞藁)には日近郷一二ヵ村の一つとして永仁年間(一二九三―九九)は高氏所領に入るとある。作手(現南設楽郡作手村)奥平氏の日近城名之内への進出で文明年間(一四六九―八七)には奥平氏領になる(奥平氏家譜)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android