端銀(読み)はぎん

精選版 日本国語大辞典 「端銀」の意味・読み・例文・類語

は‐ぎん【端銀】

〘名〙
浮世草子傾城禁短気(1711)二「六十弐匁小判にして金弐歩に、は銀(ギン)添へて取られふよりは」
江戸時代、大坂堂島の米会所帳合米取引清算の際生じた売買差銀正米取引におけるものを間金(あいぎん)という。〔稲の穂(1842‐幕末頃)〕

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