竜造寺八幡宮(読み)りゆうぞうじはちまんぐう

日本歴史地名大系 「竜造寺八幡宮」の解説

竜造寺八幡宮
りゆうぞうじはちまんぐう

[現在地名]佐賀市白山一丁目

建久年間(一一九〇―九九)肥前の豪族竜造寺季益が鎌倉鶴岡つるがおか八幡宮を本拠の佐賀郡竜造寺村(現城内)に分祀したのが始まりと伝えられ、地名にちなんで竜造寺八幡宮と称していた。のち慶長年間(一五九六―一六一五)の佐賀城築造に際して、城下白山しらやま町の西(八幡小路の北)に移され、地名にちなんで白山八幡宮と称した。現在はまた竜造寺八幡宮と称している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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