立石 美和(読み)タテイシ ミワ

20世紀日本人名事典 「立石 美和」の解説

立石 美和
タテイシ ミワ

大正期の劇作家,小説家



没年
(生没年不詳)

出生地
和歌山県

学歴〔年〕
早稲田大学英文科卒

経歴
同窓に細田源吉鷲尾雨工青野季吉、保高徳蔵らがいた。鷲尾によると、江戸っ子のようにふるまい、歌舞音曲、芝居演芸の通であったという。永井荷風の影響を強く受けた。大正2年細田、保高らを加え「美の廃墟」を創刊戯曲「南の一夜」、小説「すべて町の子は悲しと聞く」などを発表。またオストロフスキーの戯曲「嵐」を翻訳連載した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android