精選版 日本国語大辞典 「立波・立浪」の意味・読み・例文・類語
たつ‐なみ【立波・立浪】
〘名〙
※浮世草子・好色二代男(1684)五「あらはれ渡る、瀬々の立浪(タツナミ)の羽織」
② 紋所の名。逆巻く波のさまを図案化したもの。一頭波から八頭波までの図柄がある。
※雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一「立浪をもう風呂敷にして仕まひ」
④ 日本建築で、筆返しのような形をした模様や繰形。
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