精選版 日本国語大辞典「穂に出ず」の解説
ほ【穂】 に 出(い)ず
※万葉(8C後)八・一六〇一「めづらしき君が家なるはなすすき穂出(ほにいづる)秋の過ぐらく惜しも」
② 外に現われ出る。人目につくようになる。表面に出る。穂に現われる。
※万葉(8C後)九・一七六八「石上(いそのかみ)ふるのわさ田の穂爾波不レ出(ほニハいでず)心の中に恋ふるこのころ」
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