種酢(読み)タネズ

デジタル大辞泉 「種酢」の意味・読み・例文・類語

たね‐ず【種酢】

食酢醸造のとき、アルコールから酢酸さくさんに変える酢酸発酵もとになるもの。酢酸菌、または発酵の済んだもろみ一部

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「種酢」の意味・読み・例文・類語

たね‐ず【種酢】

〘名〙 酢酸発酵によって酒から食酢を製造する際、酢酸菌を繁殖させるために原料に添加する酢酸菌、または酢酸発酵したもろみ。
※すし通(1930)〈永瀬牙之輔〉二六「その液を少し煮沸して仕込桶に入れ、種酢を加へて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android