種根(読み)シュコン

デジタル大辞泉 「種根」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐こん【種根】

植物種子が発芽するときに初めに出る根。種子根。
生まれ。素性
「師光は阿波の国の者、―田舎者なりけり」〈盛衰記・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「種根」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐こん【種根】

〘名〙
① 植物の種子が発芽するとき、はじめに出る根。種子根。
② 生まれつき。素性(すじょう)
源平盛衰記(14C前)四「師光は阿波の国の者、種根(シュコン)田舎人也けり」

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