秋月 桂太(読み)アキヅキ ケイタ

20世紀日本人名事典 「秋月 桂太」の解説

秋月 桂太
アキヅキ ケイタ

昭和期の劇作家,放送作家



生年
明治39(1906)年3月21日

没年
昭和54(1979)年11月16日

出生地
新潟県

本名
秋月 浩霊(アキズキ コウレイ)

学歴〔年〕
法政大学英文科中退

主な受賞名〔年〕
国民演劇脚本情報局総裁賞(第1回)〔昭和17年〕「耕す人」

経歴
法政大学中退後劇作家となり、昭和17年「耕す人」で国民演劇脚本第1回情報局総裁賞を受賞。戦後はNHKの専属ライターとして、「光を掲げた人々」「ラジオ小劇場」などを執筆する。一方、「現代劇」同人となり、庶民哀感善意の人々を描く作家として活躍した。舞台作品に「路地のあけくれ」「母の上京」などがあるほか、戯曲集「耕す人」、児童劇集「青空の子供たち」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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