福島邦成(読み)ふくしま くになり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福島邦成」の解説

福島邦成 ふくしま-くになり

1819-1898 幕末-明治時代の医師
文政2年1月生まれ。伊東玄朴,坪井信道らにまなぶ。嘉永(かえい)3年若山健海とともに郷里日向(ひゅうが)(宮崎県)ではじめて牛痘(ぎゅうとう)接種をおこなう。明治4年宮崎病院,16年橘病院を設立私財を投じて大淀(おおよど)川に橘橋をかけた。明治31年1月20日死去。80歳。号は葵園,橘南など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例