神谷山(読み)こうだにやま

日本歴史地名大系 「神谷山」の解説

神谷山
こうだにやま

[現在地名]東条町栄枝さかえ

国依くにより村の西、東条川中流右岸の丘陵地にある。神谷山禅滝ぜんりゆう(現高野山真言宗)門前村で神谷寺あるいは神谷村ともいう(正保郷帳・旧高旧領取調帳)。慶長国絵図に神谷寺と記される。正保郷帳にも神谷寺とあり、高五四石余(田方のみ)幕府領。宝永五年(一七〇八)以後領主変遷は享保五年(一七二〇)までは新定しんじよ村と同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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