神崎孫右衛門(読み)かんざき まごえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神崎孫右衛門」の解説

神崎孫右衛門 かんざき-まごえもん

1757-1844 江戸時代後期の里正(村長)。
宝暦7年生まれ。下総(しもうさ)埴生(はぶ)郡(千葉県)幡谷(はたや)村の人。村に堕胎の風習があるのをうれえ,子どもを3人以上生み,生活のくるしい村民には養育費を5歳まで支給した。領主田安家から善政を賞され,名字帯刀をゆるされた。天保(てんぽう)15年2月死去。88歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android