精選版 日本国語大辞典 「神宮奏事始」の意味・読み・例文・類語
じんぐう‐そうじはじめ【神宮奏事始】
〘名〙 天皇が正月一一日に年頭の嘉例として伊勢神宮に関する政務をごらんになる儀式。神宮伝奏が、神宮の造営、神官の補任、官位などを奏上し、裁可を得た。この行事は室町期に慣例化され、明治の太政官政府まで行なわれた。《季・新年》
※宣胤卿記‐永正五年(1508)二月五日「今日神宮奏事始也。午剋着二衣冠一」
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