日本歴史地名大系 「神在村」の解説 神在村かみありむら 福岡県:前原市神在村[現在地名]前原市神在岩本(いわもと)村の南、長野(ながの)川(旧神在川)流域に位置する。唐津街道が通り、東は志摩(しま)郡荻浦(おぎのうら)村。神有とも記す(「寛文朱印留」など)。正保郷帳では田四五八石余・畠一三五石余。初め肥前唐津藩領であったが、延宝六年(一六七八)幕府領となる。元禄国絵図では高一千一二七石余。享保二年(一七一七)中津藩領となり(中津藩領郷村帳)、幕末に至る(旧高旧領取調帳)。天保三年(一八三二)の中津藩領郷村高帳下書では高一千一〇六石余(うち文化元年出高一六石余)、同所新田六六石余(うち安永四年から寛政一〇年までの出高三一石余)、同所新田畑四石余(うち宝暦四年から寛政一〇年までの出高二石余)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報