精選版 日本国語大辞典 「祝の水」の意味・読み・例文・類語
いわい【祝】 の 水(みず)
(イ) 新年を祝うために汲みあげる井戸水。若水(わかみず)。
※浮世草子・好色二代男(1684)一「千(せんくゎく)万亀(ばんき)の祝(イハ)ひの水(ミヅ)汲(くむ)とおもへば」
(ロ) 酒、特に婚礼に用いる酒。
※浮世草子・傾城禁短気(1711)四「分(わけ)悪しからぬやうに取持て、首尾能(よく)請けて来てくれ、祝(イハヒ)の水は呑み込んでゐる」
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