祐崇(読み)ゆうそう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「祐崇」の解説

祐崇 ゆうそう

1426-1509 室町-戦国時代の僧。
応永33年生まれ。上総(かずさ)(千葉県)の人。浄土宗。鎌倉光明寺の慶順のもとで出家し,上総選択寺などをひらく。文明14年(1482)光明寺をつぐ。明応4年後土御門(ごつちみかど)天皇帰依をうけて光明寺が勅願寺となり,代々の住持に紫衣着用がゆるされた。浄土宗ではじめて十夜(じゅうや)法要をおこなった。永正(えいしょう)6年11月8日死去。84歳。字(あざな)は如空,浄業。号は長蓮社観誉。著作に「二蔵頌義見聞」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android