社山古窯(読み)やしろやまこよう

日本歴史地名大系 「社山古窯」の解説

社山古窯
やしろやまこよう

[現在地名]東海市加木屋町 雉子

伊勢湾側に流れ込む大田おおた川と信濃しなの川に挟まれた地帯には、北北西に向かって当市高横須賀たかよこすか町・養父やぶ町が立地する沖積低地に突出した三つの丘陵が並んでいる。社山古窯は、その最も東側の丘陵の最高地である雉子きじ山から派生する西支丘の北斜面(標高二五メートル)に位置している。社山は、中世以来の通称とされており、また、この古窯の北側の谷にある湿地(現状は田圃)は、瓦山かわらやまという地籍である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android