磨臼山古墳(読み)すりうすやまこふん

日本歴史地名大系 「磨臼山古墳」の解説

磨臼山古墳
すりうすやまこふん

[現在地名]善通寺市生野町 山相

舟形刳抜式石棺が出土した前方後円墳。古墳は磨臼山(約一二一メートル)から南西に延びた尾根上に築成されており、全長五〇メートル、高さ約四メートル、後円部の径二八メートル。主体部は古くから盗掘されており、後円部に露出していた石棺は、現在善通寺市立郷土館に保存されている。石棺は川原石を敷詰めた上に頭部を西に向けて主軸線上に設置されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android