碇泊灯(読み)ていはくとう

精選版 日本国語大辞典 「碇泊灯」の意味・読み・例文・類語

ていはく‐とう【碇泊灯】

〘名〙 碇泊中の船が、夜間、その位置を標示するために、前部あるいは前部と船尾部とに高く掲げる灯火
恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉二「越前堀前に繋がれた商船学校練習船檣頭には、逸疾(いちはや)くも碇泊灯(テイハクトウ)明星と輝き初めた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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