いち(読み)イチ

デジタル大辞泉 「いち」の意味・読み・例文・類語

いち

[接頭]副詞いた(甚)」「いと」と同語源》形容詞名詞などに付いて、勢いのはげしい意、また、すぐれた、すばらしいという意を表す。「いちじるしい」「いちはやし」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「いち」の意味・読み・例文・類語

いち

〘接頭〙 主として形容詞、時に名詞や動詞の上について、勢いのはなはだしい意味、すぐれている意味をつけ加える。「いちさかき」「いちしろし」「いちはやぶ」「いちはやし」「いちもち」「いちあし」など。
[補注]「いたく(痛・甚)」の「いた」、「いつかし(厳)」の「いつ」、副詞の「いと(最・甚)」と同語源か。

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