石城山県立自然公園(読み)いわきさんけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「石城山県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

石城山県立自然公園
いわきさんけんりつしぜんこうえん

山口県南東部,光市石城山 (353m) を中心とする自然公園。周南市田布施町,光市にまたがる。面積 28.66km2。 1962年指定。コジイ照葉樹林,アカマツ林,ネザサ,ウラジロなどが茂る暖帯林の林相をもつ。石城山からは瀬戸内海四国と九州が展望できる。神籠石式古代山城の遺跡 (→神籠石 ) ,国の重要文化財の本殿をもつ式内社の石城神社,また山麓には奇岩に富む黒岩渓,島田川流域の弥生遺跡,三丘温泉,山の家や県立石城山青少年宿泊訓練所がある。

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