石割村(読み)いしわりむら

日本歴史地名大系 「石割村」の解説

石割村
いしわりむら

[現在地名]富山市水橋石割みずはしいしわり

白岩しらいわ川東方に位置し、東は高寺たかでら村。天暦年間(九四七―九五七)隕石が落ちたと伝えられ、村人が星の石が割れて地に落ちたと考えたことから石割と称したという(上条小史)正保郷帳では高五六九石余、田方三七町四反余・畑方五反。明暦二年(一六五六)の村御印留では草高二七四石・免四ツ六歩。天保一一年(一八四〇)まで草高・免に変化はない(「高免帳」杉木家文書)。所属組は伊勢屋いせや村と同じ。嘉永四年(一八五一)の家数一三・人数五五、耕作馬三(「高免定納等手帳」杉木家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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