デジタル大辞泉
「睦言」の意味・読み・例文・類語
むつ‐ごと【▽睦言】
仲よく語り合う会話。特に、男女の寝室での語らい。「睦言を交わす」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
むつ‐ごと【睦言】
〘名〙
① うちとけた会話。
むつまじく語り合う話。むつがたり。
※
続日本紀‐天平元年(729)八月二四日・宣命「今のり給へる御事法は常の事にはあらず武都事
(ムツごと)と思ほし坐すが故に」
② 男女二人だけのかたらい。男女の
閨房(けいぼう)でのかたらい。
※
古今(905‐914)
雑体・一〇一五「むつ事もまだつきなくに明けぬめりいづらは秋のながしてふ夜は〈
凡河内躬恒〉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報