眺矚(読み)ちょうしょく

精選版 日本国語大辞典 「眺矚」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐しょく テウ‥【眺矚】

〘名〙 ながめみること。眺望
万葉(8C後)一九・四一三九・題詞「天平勝宝二年三月一日之暮眺矚春苑桃李花作二首」
日本風景論(1894)〈志賀重昂〉四「地球以外の惑星より此の惑星を眺矚する」 〔晉書‐桓温伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「眺矚」の読み・字形・画数・意味

【眺矚】ちよう(てう)しよく

遠くながめる。〔世説新語、軽詆〕桓(温)洛に入る。淮泗(わいし)を(よぎ)り、北を踐(こ)ゆ。僚屬(れうぞく)と乘樓に登り、中原を眺矚す。然として曰く、州をして陸沈し、百年丘墟(きうきよ)たらしむと。

字通「眺」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android