相支(読み)あいささう

精選版 日本国語大辞典 「相支」の意味・読み・例文・類語

あい‐ささ・う あひささふ【相支】

〘他ハ下二〙 (「あい」は接頭語。室町頃からヤ行にも活用)
① 協力して防ぎ止める。互いに防ぎ戦う。
太平記(14C後)八「七百余騎相支(ササヘ)て戦ひけるが」
② 妨げる。邪魔をする。
伺事記録‐延徳二年(1490)一一月四日「近日守護押妨無謂。既去相甞会神人等相支雖之、先相宥遂無為之節訖」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android